兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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堅調展開か
【オープニングコメント】
堅調展開か

20日の日経平均株価は、続伸後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万8600円−2万8900円。
休場明けの米国株は上昇。ダウ平均は116ドル高の30930ドルで取引を終えた。イエレン次期財務長官の議会証言を受けて、大規模な経済対策への期待が高まり、3指数がそろって上昇した。米国株の上昇を素直に好感した買いが入ると予想する。
 
ただ、米国株を押し上げたイエレン米次期財務長官の議会証言の概略は、すでに報じられていたことから、日本株にはほぼ織り込み済みとみられ、株価上昇は限られることも想定される。朝方の買いが一巡した後は、戻り待ちの売りに上値が抑えられる場面もありそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の後半(19日終値は103円99銭−104円00銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の後半(同125円87−91銭)で推移している。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比45円高の2万8715円だった。
 
 
【好材料銘柄】 
 
■データ・アプリケーション <3848>
今期経常を7.7倍上方修正、未定だった配当は43円実施。
 
■カイオム・バイオサイエンス <4583>
がん治療用候補抗体「CBA-1535」に関する米国特許査定を取得。
 
■Nexus Bank <4764>
非開示だった前期経常は3億円へ。
 
■日総工産 <6569>
今期経常を31%上方修正、配当も3.57円増額。
 
■オプテックスグループ <6914>
ビーコン機能を搭載した自動ドアセンサーを活用したシェアリングサービス「OMNICITY」を運用開始。
 
■FRONTEO <2158>
内閣府が14年に創設した「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の第2期に採択された「AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システム」プロジェクトに協力参加。
 
■ジーエヌアイグループ <2160>
子会社北京コンチネント薬業が深セン証券取引所への上場申請を決定。
 
■リソー教育 <4714>
今期配当配当を従来計画の6〜9円→8〜9円に修正。
 
■アサヒ衛陶 <5341>
今期経常は2.7倍増益へ。
 
■ジャパンエレベーターサービスホールディングス <6544>
同業の東京エレベーターの株式を取得し子会社化する。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
20(水)
【国内】
日銀金融政策決定会合(〜1/21)
《決算発表》
ゲンキードラ
 
【海外】
米大統領就任式
米1月NAHB住宅市場指数(1/21 0:00)
《米決算発表》
モルガン・スタンレー、USバンコープ


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。