来週も堅調展開か。
来週も堅調展開か。 |
24000円台に乗せる場面もあったが、節目到達後は利益確定売りに押されたことから、その後は様子見姿勢が強まった。
日経平均は週間では約154円の上昇となったが、週足では小幅ながら陰線を形成した。
来週は堅調展開か。
前半は日銀金融政策決定会合が注目される。
直近で円高基調が強まった要因の一つに、日銀の金融緩和姿勢に変化が出てくるのではないかとの見方が強まったことがあるため、同イベントを消化するまでは動きづらい地合いが想定される。
また、来週後半からは、17年10〜12月期決算の発表が本格化するが、安川電機(23日)や日本電産(24日)など注目度の高い企業の発表が予定されている。
市場予想に比べて未達と受け止められた銘柄は売られる可能性もある。
ただ、並行して米国企業の決算発表も多く出てくる中、業績面を評価した個別物色の流れが強まり、商い活況から、全体としても強い勢いが続くことも考えられる。
日経平均株価の想定レンジは2万3500〜2万4200円とする。
■上値・下値テクニカル・ポイント(19日現在)
24657.63 ボリンジャー:+3σ(25日)
24475.38 ボリンジャー:+2σ(26週)
24426.97 ボリンジャー:+3σ(13週)
24184.08 ボリンジャー:+2σ(25日)
23905.27 ボリンジャー:+2σ(13週)
23836.25 均衡表転換線(日足)
23808.06 ★日経平均株価19日終値
23793.38 6日移動平均線
23710.52 ボリンジャー:+1σ(25日)
23506.33 新値三本足陰転値
23383.56 ボリンジャー:+1σ(13週)
23281.37 均衡表基準線(日足)
23236.96 25日移動平均線
23101.82 均衡表転換線(週足)
22980.02 ボリンジャー:+1σ(26週)
22861.85 13週移動平均線
22763.40 ボリンジャー:-1σ(25日)
22617.00 均衡表雲上限(日足)
自律反発の動きをみせているが、上値追いの流れにはならず5日線を挟んでのこう着が続いている。
ボリンジャーバンドでは引き続き+1σと+2σとのレンジ内での推移であり、+1σを支持線とした動き。
一目均衡表では転換線での攻防となっているが、これを割り込んでくると、いったんは基準線レベルまでの調整が意識される。
出来高の5日、25日平均線とのデッドクロスが近今週は堅調となった。米国株の強い上昇に後押しされ、日経平均も水準を切り上げる展開。円高が上値を抑える要因とはなったものの、値がさ株が上昇のけん引役となり、年初につけた高値を更新した。
24000円台に乗せる場面もあったが、節目到達後は利益確定売りに押されたことから、その後は様子見姿勢が強まった。
日経平均は週間では約154円の上昇となったが、週足では小幅ながら陰線を形成した。