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反落スタート、米株安受け
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、米株安受け
【寄り付き概況】

日午前の日経平均株価は、前営業日比247円58銭安の2万7440円84銭で始まった。 東証株価指数(TOPIX)は、14.30ポイント安の1932.97で始まった。
前日の米国株市場ではFOMCを控え、FRBの金融引き締め政策強化への警戒感からNYダウなど主要株価指数が揃って下落しており、東京株式
市場でもこの流れを引き継ぐ形でリスク回避目的の売りが優勢となっている。

米10年債利回りは一時3.6%台まで上昇し約11年ぶりの高水準となったことを受け、NYダウは一時550ドル強の大幅安となる場面もあった。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も反落しており、東京株式市場でも同セクターをはじめ主力輸出株には向かい風が強い。東エレクなど値がさの半導体関連銘柄の一角が売られている。

ただ、日経平均2万7000円台前半では押し目買いも予想され下値抵抗力を発揮する可能性もあるだろう。

個別では、第一三共やユニチカ、東電HD、関西電が下落。ダイキンや、フジクラも売られている。
半面、日製鋼や菱地所、ネクソンが上昇。T&Dや第一生命HD、三菱UFJが買われている。