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日経ジャスダック平均は反発、個人投資家の心理が改善
【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は反発、個人投資家の心理が改善

日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前週末比11円87銭高い3535円02銭だった。
前週末の米国市場では、米中貿易協議の進展期待などから買いが続き、NYダウは連日で過去最高値を更新した。こうした流れから買い優勢の展開。最近の国内外における株式相場全体の一方的な上昇を受けて個人投資家の心理が改善しているといい、主力株の一角に買いが入った。
足元の株高で個人の信用取引の含み損が縮小しているとの指摘もあり、物色意欲が回復しているという。ジャスダック平均は前引け時点で5日に付けた年初来高値(3531円65銭)を上回っている。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で304億円、売買高は3757万株
値上がり銘柄数は335、値下がり銘柄数は241となった。
 
個別では、大村紙業がストップ高。暁飯島工業、東北新社、オリエンタルコンサルタンツホールディングス、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、昭栄薬品など22銘柄は年初来高値を更新。フジトミ、ソレキア、ナカニシ、日本創発グループ、ホロンが買われた。
 
一方、ラックが年初来安値を更新。ULSグループ、精工技研、第一商品、オートウェーブ、テックファームホールディングスが売られた。