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「入れ替え」
「入れ替え」


10月第1営業日に、日経平均株価(以後、日経平均)の定期銘柄入替えが実施される。
大和のクオンツチームのレポート。

結論は「今年は2銘柄の入替えを予想する」。
除外候補としては宝HD(2531)、東京ドーム(9681)が絶対除外基準に該当。
銘柄数の過剰感が強い素材セクターから古河機金(5715)が東京ドームの代わりに予備除外候補。
採用候補は銘柄数の不足感が強い消費セクターから、スタートトゥデイ(3092)、
サイバーエージェント(4751)。
予備採用候補として、任天堂(7974)、カカクコム(2371)。
任天堂は株価水準が約3万円台という値嵩株。
採用された場合に他の銘柄へ与える影響は大きく採用の可能性は低い。
日経側がスイッチを入れるタイミングに注目。
今年は東証と大証が統合してから丸5年という区切りの良い年。
旧大証銘柄の代表格という点が定性面でプラスに働く可能性もないとは言えない。
通常は10月第1営業日(今年は10月1日)に実施されると見られる。
リバランスに伴う売買インパクトは、理論的には前営業日となる9月28日終値ベース。
日経平均パッシブ連動資産は、各銘柄2600万株程度。
日経からの発表は例年通り9月上旬(遅くても7日まで)と見られる


(櫻井)。