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マザーズ指数は4日続伸、新興市場に流入
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は4日続伸、新興市場に流入

東証マザーズ指数も小幅ながら4日続伸した。終値は前日比0.04ポイント高い1140.70だった。個人投資家とみられる小口の買いが多かった。東証1部で日経平均株価が軟調に推移したため、「短期投資家の資金が新興市場に流入した」という。
値上がり銘柄数は115、値下がり銘柄数は118となった。
 
東京マザーズ市場に25日上場したアイペットは、公募・売り出し(公開)価格である2850円の1.6倍となる4500円の初値をつけた。終値は初値比10.2%安い4040円だった。
 
同じくきょう上場したベストワンは買い注文が集まり、取引が成立しなかった。気配値は公募価格(4330円)の2.3倍にあたる9960円と、東証が定める今日の上限まで切り上がった。
 
個別では、パルマ、ディジタルメディアプロフェッショナル、AppBankがストップ高。バーチャレクス・ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ベガコーポレーション、PR TIMES、Jストリーム、ベイカレント・コンサルティングなど5銘柄は年初来高値を更新。ドリコム、すららネット、エスユーエス、GameWith、神戸天然物化学が買われた。
 
一方、HEROZがストップ安。ジーンテクノサイエンス、アライドアーキテクツ、アジャイルメディア・ネットワーク、コンヴァノ、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングスなど6銘柄は年初来安値を更新。アスカネット、クラウドワークス、アトラエ、アドバンスト・メディア、テモナが売られた。