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続伸、米国株高を好感、利益確定売り吸収
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸、米国株高を好感、利益確定売り吸収
【寄り付き概況】

18日の寄り付きの日経平均株価は、前日の終値と比べ38円54銭高の2万1374円66銭で取引を始めた。

前日の米国株市場ではNYダウが3日続伸し過去最高値を更新したものの、ナスダック指数は小反落、外国為替市場では1ドル=112円台前半の推移となっており、買いの手掛かり材料には欠ける。
日経平均は前日まで11連騰、きょう高ければ2015年5月15日から6月1日にかけて記録した12連騰の記録に並ぶところだが、達成は微妙な状況だ。
RSIや騰落レシオなど各種テクニカル指標から過熱感が強く、利益確定売りを誘発しやすいが、3月決算企業の中間期決算発表を前に好業績期待から押し目には買いが入り、頑強な展開が予想される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、16業種前後が高く、値上がり上位に鉱業、石油、ゴム製品、保険、証券など。値下がりで目立つのは鉄鋼、非鉄、海運など。
 
個別では、ファーストリテが高く、7&iHD、信越化が買われ、東エレクは小幅高になっている。NTT、KDDI、JR東日本、ソニー、キヤノンが上げ、ダイキンなどが買われている。
半面、神戸鋼が大量の売りに押され、任天堂、ソフトバンクGもさえない。三菱UFJ、第一生命、ホンダ、マツダなどが軟調になっている。
 
外資系等はネクソン(3659)、ヤクルト(2267)、ユニー(8028)、
ファーストリテ(9983)、イオンファン(4343)、マルカ(7594)、
ワキタ(8125)、HIS(9603)、TDK(6762)、
小糸(7276)に注目。
 
225先物はソジェン・JP・モルスタ・野村・パリバ・メリルが買い越し。
アムロ・SBI・シティ・GS・みずほが売り越し。
TOPIX先物はメリル・JP・モルスタ・SBIが買い越し。
みずほ・三菱・パリバ・SBIが売り越し。
 
テクニカル的には、東急建設(1720)、日空調(1952)、グンゼ(3002)、ヨシックス(3221)、飯田(3291)、アツギ(3529)、ショーケース(3909)、ISID(4812)、マンダム(4917)、愛知鋼(5482)、豊田織機(6201)、ミネベア(6479)、日東工(6651)、サノヤス(7022)、ホンダ(7269)、小糸(7276)、メディパル(7459)、HOYA(7741)、フランスベ(7840)、忠(8001)、阪和興(8078)、千葉銀(8331)、ニッコン(9072)、郵船(9101)、中国電(9504)が動兆。