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マザーズ指数は3日続落、時価総額上位銘柄が全般軟調
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は3日続落、時価総額上位銘柄が全般軟調
東証マザーズ指数は前日比20.18ポイント安の808.62ポイントと3日続落。
約2週間ぶりに昨年来安値を更新し、2018年12月26日以来の水準まで下落した。
東京市場全般が売り先行の地合いとなり、新興市場もジリ安基調となった。
マザーズ市場にも朝方から売りが先行した。物色としても、業績面を嫌気する流れが継続したほか、時価総額上位銘柄が全般軟調な動きになった。新型肺炎への懸念は根強く、アジア株が全般さえない動きとなったことも個人投資家心理の重しとなり、積極的な押し目買いの動きも限られた。
第三者割当増資を発表したアンジェスが制限値幅の下限(ストップ安)水準まで下落し、指数の重荷となった。
売買代金は概算で802.68億円。騰落数は、値上がり64銘柄、値下がり242銘柄、変わらず7銘柄。

個別では、イオレ、アンジェスがストップ安。イントランス、農業総合研究所、リネットジャパングループ、FFRI、ALBERTなど40銘柄は昨年来安値を更新。イグニス、ブティックス、マーケットエンタープライズ、ジモティー、アライドアーキテクツが売られた。
 
一方、リアルワールド、Aiming、ハウテレビジョンが一時ストップ高と値を飛ばした。HENNGE、AI inside、ジーニーは昨年来高値を更新。ITbookホールディングス、グッドスピード、MTG、MRT、イーエムネットジャパンが買われた。