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日経ジャスダック平均は続伸、投資家心理が上向き
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続伸、投資家心理が上向き
 

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比13円56銭(0.36%)高い3791円63銭だった。
ジャスダック平均は続伸でスタートした。寄り付き後は、時価総額上位の巣籠り関連銘柄の下落が目立ち相場の重しとなったが、米国の経済対策への期待から投資家心理が上向き、アサカ理研や鉱研工業など景気敏感の要素が強い銘柄の一角に買いが入った。ジャスダック平均は小幅続伸で取引を終了した。
安全衛生支援サービスに新たに熱中症予兆検知装置を追加や工場設備リアルタイム監視システムを発表したユビテックが32%を超える上昇となった。連結子会社のライトスタッフがENECHANGEと業務提携を締結と発表したエム・エイチ・グループはストップ高となった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で611億円、売買高は1億1861万株だった。
値上がり銘柄数は387、値下がり銘柄数は230となった。
 
個別ではケアサービス、エムケイシステム、エム・エイチ・グループがストップ高。イボキン、ユビテック、アクモス、カーディナルは一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、シダー、Shinwa Wise Holdings、アトムリビンテック、鉱研工業など7銘柄は昨年来高値を更新。アストマックス、ヤマザキ、グラフィコ、SIホールディングス、シイエム・シイが買われた。
 
 一方、ナガセが昨年来安値を更新。ネクスグループ、グッドライフカンパニー、ピープル、三光産業、トミタ電機が売られた。