兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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新興市場見通し
新興市場見通し
マザーズ指数が強烈な切り返しを見せ、1000ポイントを回復。6月高値1060ポイントを目指す展開に進んできている。
米国市場ではナスダック指数が最高値を追っている。GDP(国内総生産)の想定以上の落ち込みを受けて売りが先行する場面があったが、すぐに切り返して高値を追っている。日本の新興市場もこのナスダック指数に連動する展開となっている。来週は6月に付けた年初来高値更新を目指す展開となりそうだ。
 
メルカリが高値を更新しているほか、BASE、フリーなども値動きが良化。追撃買い妙味が再度膨らむ展開となってきている。
今週まで懸念していた値動きの鈍化もなくなり、新型コロナウイルスによる新しい生活様式の中で活躍余地が広がっている銘柄を軸とした物色が継続していきそうだ。
 
Eコマース(電子商取引)関連やゲーム株などは好業績発表が市場の関心を集めており、新興市場でもソーシャルゲーム株はかつて新興市場の花形セクターだったが、優良企業のほとんどが東証1部市場へ卒業済み。それでもドリコム、カヤック、バンク・オブ・イノベーション(バンクイノベ)、イマジニアなどには今からでも参戦妙味がありそうだ。