兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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「MSCIの指数イベント」
「MSCIの指数イベント」
「MSCIの指数イベント」


大引けはMSCIの指数イベント。
新規採用・除外共になかった。
「浮動株比率の変更5銘柄、株数変更47銘柄で352億円の純資金流入。
あるいは「約600億円の資金流入」との声も。

SMBC日興証券のレポート。
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米主要株価指数について1982年以降40年続いた長期上昇波動が22年初の高値で天井を打った。
数年間続く停滞局面に入った。
中間反騰後の23年1ー3月以降には一段の調整に向かう。
その後、233年秋か24年央までに底を打つものの27年ごろまではレンジ相場が続く。
 
日経平均は12年以降転換した上昇基調が180−1919年の大勢上昇第1波、
1950ー1989年への大勢二段目の上昇波動に続く大勢三段目の上昇波動へ移行との見方。
今年の相場調整局面においても、3月安値(24717円)で下げが一巡。
6月安値(257711円)で短期二番底を形成。
短期波動が右肩上がりの攻勢に転じた。
2009年3月10日(7054円)以来の中期的な上昇トレンドは崩れていない。

米主要株価指数の中間反騰が最高値を抜けずに頭打ちとなることで日経平均にも影響が生じる。
ただ相対的に限定的な調整で収まる。
23年秋か24年2月以降に上昇の勢いが強まり27年ごろまでに1989年末のバブル時最高値(38915円)を上回る可能性もある。


(櫻井)。