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値下がり優勢、利益確定売りや戻り待ちの売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、利益確定売りや戻り待ちの売り

 
東証グロース市場は米国の金利上昇を受けた売りに押され、戻り一服となった。グロースCoreは大幅安。東証マザーズ指数は軟調。東証マザーズ指数の終値は前日比6.80ポイント(0.89%)安い755.12だった。前日の米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数などが下落した流れを受け、東京株式市場でもグロース(成長)株に売りが目立った。マザーズ指数は前日までの4営業日で7%超上昇していたため、利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。朝方には前日比2%超下落する場面もあったが、売り一巡後は下げ渋った。
 
東証グロース市場では、カオナビやAppier、ジーエヌアイが下落した。一方、ジモティーやバイセル、エフ・コードは上昇した
値上がり銘柄数191、値下がり銘柄数255と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではサンワカンパニー、パルマ、アズーム、アプリックス、ハイブリッドテクノロジーズなど18銘柄が年初来高値を更新。ジモティー、東京通信、エフ・コード、ラストワンマイル、バンク・オブ・イノベーションが買われた。
 
 一方、くふうカンパニーが一時ストップ安と急落した。WDBココ、プラッツは年初来安値を更新。カオナビ、バリュエンスホールディングス、Chatwork、プレイド、Waqooが売られた。