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日経ジャスダック平均は3日続伸、半導体や電子部品に関連に買い
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日続伸、半導体や電子部品に関連に買い
 

日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比7円05銭高の3798円68銭だった。前日の米株式市場でハイテク株が買われた流れを引き継ぎ、半導体や電子部品に関連した銘柄が買われた。
20日の日経平均株価が午後に下げ幅を広げると、新興企業向け株式市場でも散発的な売りが出て上昇幅は限られた。フェローテクやウエストHD、ホロンが上昇した。出前館やハーモニック、ワークマンは売られた。
 
市場では、新興市場全体は売り買い交錯のやや方向感に乏しい相場だったが、「信用評価損率は低水準で、個人の投資余力は依然大きい」とされ、直近上場銘柄などを個別に買う動きは見られた。ジャスダックでは朝方、電子部品や半導体関連銘柄の強さが目立ったが、買いが一巡すると売りが強まって急速に伸び悩んでおり、引き続き資金の逃げ足は速い。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で708億円、売買高は1億1403万株だった。値上がり銘柄数は326、値下がり銘柄数は286となった。
 
個別では、大谷工業、ソレキアがストップ高。オーケー食品工業、AFC−HDアムスライフサイエンス、データ・アプリケーション、平賀は一時ストップ高と値を飛ばした。ケアサービス、シダー、Shinwa Wise Holdings、東映アニメーション、エム・エイチ・グループなど9銘柄は昨年来高値を更新。イワブチ、三光産業、アースインフィニティ、テーオーホールディングス、アンビスホールディングスが買われた。
 
一方、エムケイシステム、Mipox、ティムコ、ユビテック、ユーラシア旅行社が売られた。