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反発、1ドル=108円台後半の円安進行を好感
【市況】東京株式(寄り付き)=反発、1ドル=108円台後半の円安進行を好感
【寄り付き概況】

24日寄り付きの日経平均株価は、前営業日比140円78銭高の2万2228円82銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、12.08ポイント高の1762.87で始まり、ともに上昇している。
 
前日のNYダウが小幅に安かったものの、米長期金利上昇を背景とした日米金利差の思惑から外国為替市場でドルが買われ、1ドル=108円台後半の円安となっていることが、主力株中心に追い風となっている。
米10年債利回りはフシ目の3%台に急接近しており、東京市場でも運用環境の改善期待からメガバンクや、為替の円安メリットを受ける自動車株などに買いの矛先が向く可能性がある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で、値上がり上位に海運、銀行、不動産、保険、証券など。
 
個別では、任天堂が買いを集め、ファーストリテは堅調。三菱UFJ、三井住友が買われ、第一生命も上げ、野村はしっかり。トヨタが上伸し、日産自は小高く、ホンダも締まっている。
半面、マネックスGが甘く、東建コーポは売りに押されている。武田が下げ、アステラス薬は小幅安。ロームが下げ、アドバンテス、日東電工も軟調となっている。
 
 
225先物は、ソジェン・大和・三菱・アムロ・JPが買い越し。
バークレイズ・ドイツ・日興・野村・シティ・メリルが売り越し。
TOPIX先物はJP・メリル・三菱・ソジェンが買い越し。
みずほ・大和・シティ・アムロ・バークレイズが売り越し。
 
テクニカル的には、ヒノキヤ(1413)、Klab(3656)、ガンホー(3765)、GMOPG(3769)、ソースネク(4344)、ニッカトー(5367)、冶金工(5480)、アーレスティ(5852)、市光工(7244)、京銀(8369)、カチタス(8919)、ドコモ(9437)、建設技研(9621)、DTS(9682)が動兆。