日経ジャスダック平均は10日ぶり反落、投資家心理が悪化
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は10日ぶり反落、投資家心理が悪化
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東証1部市場の下落や米国株の先行き不透明感を受けて、投資意欲が減退した。
ジャスダック平均が過去最高値を更新するなど新興企業市場は最近、高値追いの勢いを強めていただけに、利益を確保する動きが活発化した格好だ。
ただ、「個人投資家は損切りをしているわけではない」ため、市場の雰囲気は落ち着いている。
ジャスダック市場の売買代金は概算で1483億円、売買高は2億5871万株だった。値上がり銘柄数は226、値下がり銘柄数は458となった。
個別では、レカムがストップ安。フロイント産業は昨年来安値を更新。フジタコーポレーション、スリー・ディー・マトリックス<、岡藤ホールディングス、アイケイが売られた。
一方、大村紙業がストップ高。YKTは一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、サンユー建設、シダー、共同ピーアール、翻訳センターなど52銘柄は昨年来高値を更新。助川電気工業、小田原エンジニアリング、ストライダーズ、歯愛メディカルが買われた。