兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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上値の重い展開か
【オープニングコメント】
上値の重い展開か

15日の日経平均株価は、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8500円−2万8900円。
米国株は下落。ダウ平均は68ドル安の30991ドルで取引を終えた。景気対策への期待から買いが先行したものの、終盤にかけて失速。小幅ながら3指数そろって下落した。
日経平均株価は、6日終値から14日終値まで1640円強の上昇となっていることから、短期的な過熱感が警戒されるほか、週末要因もあり利益確定売りに押されそうだ。
また、バイデン次期米大統領は現地14日、1兆9000億ドル(約198兆円)の追加経済対策を発表。時間外取引での米株価指数先物の反応をみたいとして、模様眺めムードが広がる場面もありそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=103円台の後半(14日終値は104円03−04銭)と円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同126円32−36銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所清算値比40円高の2万8850円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■タマホーム <1419>
今期経常を24%上方修正、配当も15円増額。
 
■JPホールディングス <2749>
学研ホールディングス <9470> と保育事業などで業務提携。
 
■ミサワ <3169>
今期経常を一転2%増益に上方修正・最高益更新へ。
 
■ファンドクリエーショングループ <3266>
前期経常が上振れ着地・今期は3.3倍増益へ。
 
■IGポート <3791>
今期経常を87%上方修正。
 
■ウォンテッドリー <3991>
9-11月期(1Q)経常は3.5倍増益・通期計画を超過。
 
■インターファクトリー <4057>
上期経常は9800万円で着地。
 
■Sansan <4443>
東証が21日付で東証1部に市場変更する。上期経常が27倍増益で着地・9-11月期は黒字浮上。
 
■ビザスク <4490>
今期最終を一転83%増益に上方修正・最高益更新へ。
 
■カイオム・バイオサイエンス <4583>
中国・Henlius社とがん治療用抗体LIV-2008およびLIV-2008bのライセンス契約を締結。
 
■イマジニア <4644>
ニンテンドースイッチ用ソフト「Fit Boxing 2」の全世界累計出荷販売本数が50万本を突破。
 
■ベクトル <6058>
9-11月期(3Q)経常は70%増益。
 
■ナガオカ <6239>
中国子会社がスクリーン・インターナルを大口受注。受注金額は約5億円、契約納期は21年11月。通期業績予想には織り込み済み。
 
■オンデック <7360>
今期経常は47%増で4期ぶり最高益更新へ。
 
■インテリックス <8940>
上期経常が2.3倍増益で着地・9-11月期も2.2倍増益。
 
■アルプス物流 <9055>
東証が21日付で市場1部に指定する。
 
■USEN−NEXT HOLDINGS <9418>
9-11月期(1Q)経常は42%増益で着地、未定だった上期配当は無配継続。
 
■プレナス <9945>
今期経常を73%上方修正。
 
■ロコンド <3558>
9-11月期(3Q)経常は3.4倍増益、今期配当は無配を未定に変更。
 
■AGC <5201>
前期税引き前を57%上方修正。
 
■キャリアリンク <6070>
3-11月期(3Q累計)経常が4倍増益で着地・9-11月期も4.3倍増益。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
15(金)
【国内】
《決算発表》
ジャステック、マルカ、串カツ田中、ノダ、グランド、シリコンスタシオ、協和コンサ、くろ工
 
【海外】
米12月小売売上高(22:30)
米12月生産者物価指数(22:30)
米1月ニューヨーク連銀景気指数(22:30)
米12月鉱工業生産(23:15)
《米決算発表》
JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、シティグループ
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。