兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

「鉄火巻き」
「鉄火巻き」
「鉄火巻き」
 
週明けのNY株式市場はマチマチの動き。
NYダウは10ドル高の27691ドルと小幅に3日続伸。
連日の過去最高値を更新となった。
NASDAQがは11ポイント安の8464ポイントと3日ぶりの反落。
S&P500はポイント安の3087ポイントと4日ぶりの反落。
香港情勢への警戒感から売り先行。
NYダウは160ドル超下落した場面もあった。
ただ「737MAX」の出荷を12月にも再開する見込みと発表したボーイングが上昇。
「投資ファンドのKKRが正式にバイアウト(買収)を提案した」と報じられたドラッグストアのウォルグリーンズが上昇。
アップルは過去最高値を更新した。
テスラが4日続伸。
中国の「独身の日」で話題になったアリババは今年の取扱高は過去最高となったものの、伸び率は昨年やや鈍化。
6日ぶりの小反落となった。
ベテランズ・デーの祝日で債券・為替市場は休場。
欧州株式市場は全体的に軟調。
パリは小幅ながらプラス圏。
ドル円は109円台前半。
恐怖と欲望指数は91→89に低下。
1週間前には86、1か月前は42だった。
 
 
週明けの日経平均は寄り付き31円高、終値60円高。
ラストプライスは31円安だったが大引けで29円下落した。
日足は2日連続の陰線で5日ぶりの反落。
ただ実感はTOPIXの5日続伸の方が強かった印象。
香港ハンセンの2%超の下落と109円割れの多少の円高トレンドをデフォルメした格好に映る。
「一部の銘柄に売りを誘う口実」という声も聞こえる。
確かに売り方にとっては些細な材料でも持ち出しておきたい正念場の局面だ。
買い方がここを凌げれば24000円台が見えて来る可能性は高い。
逆に売り方の抵抗が奏功すればレンジ相場の継続で首がつながる可能性が高い。
11月SQ値23637円は2日続けて「幻」。
昨年9月の23057円は抜けたことは好感。
18年1月が23723円。
その前の記録はメジャーSQ値では91年6月の25157円がある。
東証1部の売買代金は2兆1815億円。
値上がり1294銘柄、値下がり787銘柄。
新高値198銘柄で13日連続の3ケタ。
新安値4銘柄。
騰落レシオは129.94。
NTレシオは13.69倍。
10月11日の13.66倍以来の低水準。
25日線からは3.80%、75日線からは7.89%、200日線からは8.89%のプラスかい離。
25日線(22477円)から5%かい離で23600円。
200日線(21426円)から10%かい離で23567円。
サイコロは9勝3敗で75%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.759% 。
買い方▲7.173%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.074%。
ようやく肌感覚に戻ってきた。
買い方▲13.241%。
空売り比率は41.3%と4日連続の40%台。
空売り規制なし銘柄の比率は4.5%。
東証REIT指数は続落。
日経HVは11.7、日経VIは14.67。
日経平均採用銘柄のPERは13.98倍。
EPSは1668円と低下(前日1690円)。
今年大発会の1763円をはるかに下回ってしまった。
10月31日の1767円からあっという間に100円減少。
PBRは1.16倍。
BPSは20113円。
シカゴ225先物終値は大証日中比70円高の23370円。
高値23480円、安値23225円。
気学では「下寄り買いの日なれど上寄り高き日は飛びつき警戒」。
水曜は「前日の足取りに逆行して動く日」。
木曜は「吹き値売り方針の日。下放れ突っ込みは見送れ」。
金曜は「押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
ボリンジャーのプラス2σが23835円。
プラス1σが23156円。
週足のボリンジャーのプラス2σが23582円。
プラス3σが24460円。
週足の勝手雲は白くねじれた。
年初のマグロの初値は3億円。
先日岐阜の柿が2個54万円。
週末は越前ガニが1パイ500万円。
これだけ見れば価格はバブルにGOとなってきた。
先週まで11連勝の火曜日。
 
先週までの動き。
週間ベースでNYダウは1.2%高、3週続伸(累計3.4%上昇)。
NASDAQは1.1%高、6週続伸(同6.7%上昇)
S&P500は0.9%高、5週続伸(同4.8%上昇)。
独DAXは5週続伸、英FTSEは22週ぶり反発、仏CAC40は3週続伸。
日経平均株価は2.4%高、5週続伸(累計9.3%上昇)。
TOPIXは2.2%高、5週続伸(同8.3%上昇)。
東証マザーズ指数は1.8%安、4週ぶり反落。
日経ジャスダック平均は0.3%高、5週続伸(同4.2%上昇)。
東証2部指数は0.4%高、2週ぶり反発。
 
「ESGは花魁のようなもの」。
「市場は鉄火場」
なんて文章を考えながらアレコレ調べていたら登場したのが「鉄火巻」。
マグロの赤身の赤さを「鉄火」に例えて名付けられたという説。
もうひとつの説は、鉄火場に由来するというもの。
この鉄火場とは博打場のこと。
博徒たちが集まり、博打で熱くなるから鉄火場と呼んだという。
手に酢飯が付かず鉄火場で簡単に食べられるからというのは「サンドイッチ」の語源みたいなもの。
もっとも鉄火丼などもあり鉄火は「赤い色と辛さに由来」という説もある。
それで江戸は粋だった。
 
NYダウは10ドル高の27691ドルと続伸。
NASDAQは11ポイント安の8464ポイントと3日ぶりの反落。
S&P500は6ポイント安の3087ポイントと4日ぶりの反落。
ダウ輸送株指数は37ポイント安の11029ポイント。
SOX指数は0.52%の下落。
VIX指数は12.69。
225先物CME円建ては大証日中比70円高の23370円。
ドル建ては大証比日中比105円高の2485円。
大証夜間取引終値は日中比50円高の23350円。
ドル円は109.17円。


(兜町カタリスト櫻井)