兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

反落スタート、米株波乱安を受け売り先行
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、米株波乱安を受け売り先行
【寄り付き概況】


20日の東京株式市場は大きく売り先行、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比238円47銭安の2万1582円69銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、15.71ポイント安の1621.90で始まった。
 
前日の米国株市場ではアップル株の急落などが足を引っ張り、NYダウが一時500ドルを超える波乱安の展開となり、東京市場でも主力ハイテク株などを中心にリスク回避ムードが広がっている。
米中貿易摩擦問題も前日はトランプ発言でやや不安心理が後退したかに見えたが、APECでは米中対立の影響で首脳宣言が初めて見送られるなど依然として緊迫感が強い。カルロス・ゴーン容疑者の逮捕の影響は米国株市場では見られなかったが、東京市場では日産自動車の値動きに関心が高まりそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、保険を除きほぼ全面安、値下がりで目立つのは機械、電気機器、ガラス土石、鉄鋼、その他製品など。
 
個別では、日産自、三菱自、ソフトバンクG、任天堂が下げ、ファーストリテも下押している。三菱UFJ、三井住友が値下がりし、日本郵政は小幅安。
 
半面、東京海上が上伸し、第一生命、野村は小幅高。第一三共、テルモ、JR東海、JR西日本はしっかり。トヨタは個別に買われている。


225先物は、野村・モルスタ・ドイツ・メリルが買い越し。
アムロ・ソジェン・シティ・JPが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・クレディ・ソジェン・アムロ・野村が買い越し。
大和・モルスタ・バークレイズが売り越し。
 
 
テクニカル的には、デジア(2326)、神戸物産(3038)、メディアドゥ(3678)、ガンホー(3765)、オープンドア(3926)、塩野義(4507)、フォーカス(4662)、アサヒイン(7747)、ニプロ(8086)、海上(8766)、九電(9508)が動兆。