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10時 258円安と軟調、円高も重しに。
【市況】東京株式(寄り付き)=10時 258円安と軟調、円高も重しに。
【寄り付き概況】
10時現在の日経平均株価は前週末比258.12円安の2万2039.96円となっている。
 
朝方は、トルコの通貨リラ急落への警戒感を背景に前週末の欧米株式が下落した流れを受け、売り優勢で始まった。
円高も重しとなり、株価指数先物売りを交えて下げ幅拡大の流れとなっている。 

オプション価格を基に算出し相場の予想変動率を示す日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)が一時18.75と、3週ぶりの水準まで上昇した。
相場の変動率に応じて機械的に売買するヘッジファンドなどから日本株には売りが出ているようだ。

10時現在の東証1部の売買代金は概算で6366億円、売買高は4億6178万株だった。

東証1部の値上がり銘柄数は279、値下がりは1760、変わらずは58と、値下がり銘柄の割合が80%を超えている。

業種別では33業種中32業種が下落し、上昇はサービスの1業種のみ。値下がり1位は非鉄金属で、以下、機械、海運、電気機器、鉄鋼、鉱業と並ぶ。

個別では、ソニーやTDKが売りに押され、東エレク、ファナックが売られた。任天堂、三菱UFJが安く、村田製作所も下落した。

半面、リクルートが日経平均を30円以上押し上げ、スズキやセコムも買われた。日本郵政、SGホールディングス、アマダHDも堅調している。
 
225先物はアムロ・野村・ソジェンが買い越し。大和・クレディ・メリル・バークレイズが売り越し。TOPIX先物はドイツ・ソジェン・JPが買い越し。クレディ・野村・アムロが売り越し。
外資系等はFCC(7296)、エンジャパン(4849)、OBC(4733)、三井化(4183)、ツクイ(2398)に注目。

テクニカル的には三井松島(1518)、オプト(2389)、宮地エンジ(3431)、セック(3741)、ラサ工(4022)、藤倉化成(4620)、アルプス技(4641)、BML(4694)、フィルム(4901)、品川リフ(5351)、ヨータイ(5357)、TYK(5363)、フリュー(6238)、渋谷工(6340)、平和(6412)、ダイコク電(6430)、ハピネット(7552)、スノーピーク(7816)、大日印(7912)、近鉄エクス(9375)、ビジョン(9416)、空港ビル(9706)が動兆。