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小幅続落、米株安を嫌気
【市況】東京株式(寄り付き)=小幅続落、米株安を嫌気
【寄り付き概況】


23日午前の日経平均株価は、前日の米国株安を嫌気して売りが先行。前日比14円66銭安の2万6134円89銭と小幅続落して始まった。
 
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに終盤に軟化し揃って小幅安で引けた。注目されたパウエルFRB議長の米上院での議会証言は、警戒されたほどタカ派の内容ではなかったことで、マーケットの不安心理が後退したものの、買いの勢いは弱かった。
東京株式市場では前日に日経平均が朝高後に値を消す展開となった。きょうは値ごろ感からの押し目買いが期待されるが、目先様子見ムードも漂う。前日波乱含みに値を下げたアジア株市場の動向にも左右されやすく、不安定な値動きとなる可能性もあるだろう。
 
業種別では、JAL、ANAなどの空運株や、三井不、三菱地所などの不動産株が上昇。JR東日本、JR東海などの陸運株や、第一生命HD、東京海上などの保険株も高い。オリエンタルランド(OLC)、リクルートHなどのサービス株や、クレセゾン、オリックスなどのその他金融株も堅調。7&iHD、ファーストリテなどの小売株や、アサヒ、キリンHDなどの食料品株も上げている。