兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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下値模索の展開か
【オープニングコメント】
下値模索の展開か
13日の日経平均株価は続落後、下値模索の展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7600円−2万8000円。
米国株は大幅下落。NYダウ平均は681ドル安の33587ドルで取引を終えた。4月消費者物価指数(CPI)が強い内容となったことでインフレへの警戒が一段と強まり、全面安の展開。3指数とも安値圏で取引を終えた。
日経平均株価は連日の弱い動きや、現地12日の米国株式が大幅に3日続落したことから、売り先行のスタートとなろう。
信用取引での追証(追加の保証金請求)を避けるための処分売りも想定され、弱い動きが継続しそうだ。2万8000円を大きく下回りそうで、信用の投げ売りなどを巻き込んで下値模索が続くと予想する。
足元での下落が続くなか、日銀によるETF(上場投資信託)買いが入っておらず、買い入れの有無に注目が集まりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の半ば(12日は108円79−80銭)、ユーロ・円が1ユーロ=132円台の半ば(同132円00−04銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比395円安の2万7745円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■メディカル・データ・ビジョン <3902>
1-3月期(1Q)経常は99%増益で着地。
 
■日本パーカライジング <4095>
今期経常は25%増益、前期配当を2円増額・今期も26円継続へ。
 
■宇部興産 <4208>
今期経常は48%増益へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の5.9%にあたる600万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■アイ・ピー・エス <4335>
7-3月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
 
■応用技術 <4356>
1-3月期(1Q)経常は61%増益で着地。
 
■アサカ理研 <5724>
今期経常を92%上方修正。
 
■アライドアーキテクツ <6081>
今期経常を47%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■東京きらぼしフィナンシャルグループ <7173>
今期経常は82%増で6期ぶり最高益更新へ。
 
■武蔵精密工業 <7220>
前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は82%増益、前期配当を10円増額・今期は25円増配へ。
 
■市光工業 <7244>
上期経常を60%上方修正、通期も増額。
 
■ミツバ <7280>
前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は60%増益、3期ぶり3円で復配へ。
 
■カーチスホールディングス <7602>
今期経常は63%増益へ。
 
■長野計器 <7715>
前期経常が上振れ着地・今期は81%増益へ。
 
■NISSHA <7915>
今期税引き前を一転55%増益に上方修正。
 
■丸井グループ <8252>
今期経常は2.4倍増益、1円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の8.40%にあたる1800万株(金額で300億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■みずほリース <8425>
今期経常は20%増で5期連続最高益、前期配当を8円増額・今期は18円増配へ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
13(木)
【国内】
4月都心オフィス空室率
4月景気ウォッチャー調査(14:00)
30年国債入札
《決算発表》
菱地所、大塚HD、楽天G、オリックス、セコム、スズキ、住友不、旭化成、三住トラスト、東レ、INPEX、住友化、コナミHD、いすゞ、東急、東センチュリー、スクエニHD、アコム、トレンド、王子HD、大日印、三井化学、博報堂DY、太陽誘電、マクドナルド、ペプチド、東映アニメ、THK、カシオ、メディパル、昭電工、マツモトキヨシ、ピジョン、長谷工、セガサミーHD、ラクス、新生銀、ニフコ、ジャストシステ、ニコン、JCRファーマ、日テレHD、西武HD、コカコーラBJH、カルビー、太平洋セメ、IHI、リログループ、タカラバイオ、セイノーHD、フジHD、堀場製、JMDC、弁護士コム、プレイド、ユーザベース、PKSHA、サンアスタリスク、ライフネット、ケアネット、QDレーザ、バルミューダ、カオナビ、アルファポリス、ALBERT
 
【海外】
米4月生産者物価指数(21:30)
米30年国債入札
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。