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日経平均株価は前場終値比で一段高
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で一段高
【後場寄り付き概況】


後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比317円25銭高の2万3411円92銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、24.58ポイント高の1753.19で始まった。
 
米国による第3弾の対中国追加関税の発動内容が公表され、米中貿易問題をめぐる不透明感が後退したため、幅広い業種に買いが入っている。日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに一段高。
外国為替市場では、1ドル=112円近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
 
米国による対中追加関税の発動が発表され、朝方には日経平均は2万3000円を挟んだ攻防になるとの見方が多かった。
しかし、日経平均は悪材料出尽くし感などから大方の予想に反し2万3000円水準を大きく上放れする形となった。こうなると売り方による一段の買い戻しや出遅れていた投資家の追随買いを誘いやすいだろう。
今週は20日に自民党総裁選の投開票が予定されており、政策期待が高まりやすいとの指摘もある。
また、今週末にも開催予定の日米通商協議(FFR)で日本に対する米国の圧力も一段と強まる可能性がある。日経平均のリバウンドがどこまで続くかは慎重に見極めたいところだろう。
 
個別では、任天堂、資生堂が値を上げ、ファーストリテ、東京海上はしっかり。武田は堅調。スルガ銀が急伸し、三菱UFJ、パナソニックが上伸し、ソニー、ファナックは小幅高。SUMCO、三菱商、トヨタが買われ、東海カは高い。
 
半面、ソフトバンクGが下押し、リクルートHD、スタートトゥは軟調。大和ハウスは弱含み。東エレク、スクリン、村田製、アルプスは安い。
 
ランチバスケットは20件、461.25億円、90億買い越し