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日経ジャスダック平均は反落、リスク回避の売り
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反落、リスク回避の売り
 
日経ジャスダック平均株価は小幅に反落した。終値は前日比7円54銭安の3517円78銭だった。朝方から売りが先行したものの、ジャスダックは一時プラス圏に浮上した。午前に上昇銘柄がやや目立ったことで、短期志向の投資家が目先の利益を確定する目的の売りを出した。
12月にかけて新興市場で新規株式公開(IPO)が増えるため、手元資金を厚めにしようとした投資家が既存上場銘柄を買い控えたとの見方もあった。
主に時価総額上位の銘柄が売られた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で415億円、売買高は6711万株。売買代金は8月20日、売買高は9月10日以来の低水準だった
値上がり銘柄数は193、値下がり銘柄数は424となった。

 
個別では、常磐開発、三東工業社、ソーバル、シベール、フォーサイドなど56銘柄が年初来安値を更新。フルヤ金属、多摩川ホールディングス、アクセスグループ・ホールディングス、ぱど、HAPiNSが売られた。
 
一方、ジャストプランニング、ナビタス、KYCOMホールディングスがストップ高。ZOAは一時ストップ高と値を飛ばした。ウエストホールディングス、クルーズ、国際チャート、クレステックなど5銘柄は年初来高値を更新。フジトミ、新報国製鉄、SDエンターテイメント、菊池製作所、エスケー化研が買われた。