兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

マザーズ指数は6日続落、アンジェスが16%安
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は6日続落、アンジェスが16%安

東証マザーズ指数は続落。前引けは前日比51.49ポイント安い946.41だった。
アンジェスが暴落しており、マザーズ指数は大きく値を崩したが、新興市場からの資金シフトが進むとの期待が高まったか、日経平均の方は高値圏で前場の取引を終えた。
米製薬大手ファイザーが1日、独製薬ベンチャーと開発する新型コロナウイルスワクチンの初期の臨床試験で好結果を得たとの報道が、ワクチンを開発中のアンジェスにとっては売り材料との見方がある。アンジェスが16%安。売買代金は前引け時点で440億円と大商い。
一方で、本日付けの日本経済新聞が報じており、情報通信システム関連や、キャッシュレス関連銘柄が注目され市場を下支えすることを期待したい。
値上がり銘柄数は30、値下がり銘柄数は289となった。
 
個別では、ナノキャリアが一時ストップ安と急落した。フィーチャ、コマースOneホールディングス、きずなホールディングス、コパ・コーポレーションは年初来安値を更新。プレシジョン・システム・サイエンス、ロコンド、アンジェス、オンコセラピー・サイエンス、すららネットが売られた。
 
一方、フルッタフルッタがストップ高。ディー・ディー・エス、ビープラッツ、メルカリ、BASE、セルソースなど7銘柄は年初来高値を更新。コパ・コーポレーション、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ソレイジア・ファーマ、NexTone、ピースリーが買われた。