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日経ジャスダック平均は続伸、好業績期待銘柄の物色
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続伸、好業績期待銘柄の物色
 
 日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比16円69銭高い3316円80銭だった。
大型株に流出していた個人投資家などの買いが中小型株に戻りつつあり、新興企業市場は終日堅調だった。
一時は決算などを材料に大きく動く東証1部の大型株に個人投資家の資金が移っていたが、その東証1部銘柄の動きが鈍ったため、新興市場に資金が戻り始めている。

「北朝鮮情勢に対する警戒感がくすぶり、市場全体にこう着感が広がる中でも、個人はそれなりに動いている」という。
ゲームのアエリアなど好業績を期待できる銘柄に引き続き買いが入った。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で705億円、売買高は1億146万株だった。値上がり銘柄数は417、値下がり銘柄数は227となった。
 
個別では、ジェイホールディングスがストップ高。ホリイフードサービス、デジタルアドベンチャー、スパンクリートコーポレーションは一時ストップ高と値を飛ばした。テノックス、nms ホールディングス、シダー、オールアバウトなど26銘柄は年初来高値を更新。ヒーハイスト精工、santec、ナガオカ、UTグループが買われた。
 
一方、キャピタル・アセット・プランニング、ティビィシィ・スキヤツト、ユニバーサルエンターテインメント、第一商品が年初来安値を更新。アミタホールディングス、細谷火工、メイコー、オンキヨー、IMVが売られた。