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マザーズ指数は反落、利益確定売り
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反落、利益確定売り

東証マザーズ指数は前日比8.27ポイント安の897.94ポイントと反落。
個人投資家の関心は新規上場銘柄に向かい、新規公開株などが個別に買われた一方で、時価総額上位銘柄群の軟調さも目立ち、反落となった。利益確定売りに押される銘柄も多かった。
市場関係者は「値動きの良い銘柄に個人の買いが集まった。逆に、マザーズでは手じまい売りに押される銘柄が目立った」と指摘していた。
値上がり銘柄数は82、値下がり銘柄数は210となった。
 
 
10日にマザーズ市場に上場したALiNKは11日、初めて取引が成立し、初値を645円(16.0%)上回る4665円で取引を終えた。成長期待などから買いが集中し、後場に一時、制限値幅の上限(ストップ高)水準まで上昇した。
 
11日にマザーズ市場に上場したマクアケの終値は、初値を270円(10.0%)上回った。売買代金は300億円を超え、マザーズ市場では首位。同市場全体の約3割を占めた。


個別では、イグニスが年初来安値を更新。シルバーライフ、トレンダーズ、BASE、エムビーエス、シノプスが売られた。
 
一方、ソレイジア・ファーマがストップ高。フィット、ロードスターキャピタル、ALiNKインターネットは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、エディア、サイバー・バズは年初来高値を更新。ハウテレビジョン、ホープ、シャノン、セルソース、CRGホールディングスが買われた。