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反発スタート、米株高を受け買い先行
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、米株高を受け買い先行
【寄り付き概況】

14日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前週末比204円38銭高の2万9153円11銭。
 
米国株市場では長期金利が1.4%台で落ち着いた動きにあることなどを背景に市場のセンチメントが改善傾向にあり、前週末の米株式市場では景気回復への期待から、主要3指数がそろって上昇した。S&P500指数は過去最高値を更新した。
 
ただ、上げ幅はいずれも小さく、買い手控えムードも拭えなかった。今週15〜16日の日程で行われるFOMCの結果を見極めたいとの思惑から東京市場でもポジションを一方向に傾ける動きは見込みにくいものの、もち合いが煮詰まっており、そろそろ上放れも期待できそうなタイミングにあるだろう。
きょうは、中国、香港、台湾などアジアの主要株市場が休場ということもあって、米株価指数先物の動きが意識されやすく、これを横目にボラティリティが高まることも予想される。
 
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=109円台の半ば(前週末11日は1ドル=109円43−44銭)、1ユーロ=132円台の後半(同133円31−35銭)で取引されている。