リズムは3日
「リズムは3日」 |
「今年は3日というリズム」の可能性を感じる動きでもあった。
110円台のドル円を嫌気。
NY市場がキング牧師記念日で休場であることから集中力が欠如した格好だ。
5日移動平均(23743円)も割れ込んだ。
残念だったのは週末のSQ値23723円をわずかに上回れなかったことだ。
「無理しない姿勢は好感。
同じ日経でもジャスダック平均は190年7月9日以来の史上最高値を更新。
外堀からバブル時の高値を攻める動きか」という声も聞こえる。
NYは休場ながら夜間取引でのNYダウは25976ドルまで上昇。
2400ドル→25000ドルの1000ドル上昇を23日で通過。
26000ドルの節目抜きまで7日の可能性が出てきた。
25日線からのかい離はプラス2.9%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲17.694%と昨年来最低水準。
買い方は△0.448%と4日連続のプラス水準だからこれは強い。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率でも売り方▲7.11%(前日▲11.63%)。
買い方△0.1%(前日▲0.75%。
売り方も改善したものの買い方はプラス水準に浮上してきた。
空売り比率は36.9%まで低下(前比42.4%)。
第3四半期決算発表に突入し225採用銘柄のEPS(1517円)が増加する可能性は高い。
野村証券は15日付のレポートで3月末の日経平均株価の目標水準を24500円に設定。
「好調な景気指標、業績モメンタムを背景として株価は上昇しやすい」との指摘。
17年度10〜12月期は前年同期比9%増収、同18%経常増益と予想する」とのコメント。
従来予想は前年同月比8%増収、同16%経常増益。
業績予想は上方修正した格好だ。
気学運勢暦では「高下波乱をみせる、逆張り方針よし」となっている。
円高トレンドとの駆け引きとなろうか。
★NYダウの節目抜きの経緯
節目 終値で 掛かった
抜いた年月日 期間
1000 1972/11/14
2000 1987/1/8 14年2カ月
3000 1991/4/17 4年3カ月
4000 1995/2/23 3年10カ月
5000 1995/11/21 9カ月
6000 1996/10/14 11カ月
7000 1997/2/13 4カ月
8000 1997/7/16 5カ月
9000 1998/5/6 10カ月
10000 1999/3/29 10カ月
11000 1999/5/3 24営業日
12000 2006/10/19 7年5カ月
13000 2007/4/25 6カ月
14000 2007/7/19 3カ月
15000 2013/5/7 5年10カ月
16000 2013/11/21 6カ月
17000 2014/7/3 8カ月
18000 2014/12/23 5カ月
19000 2016/11/22 1年11カ月
20000 2017/1/25 2カ月
21000 2017/3/1 24営業日
22000 2017/8/2 5カ月
23000 2017/10/18 2カ月
24000 2017/11/30 2カ月
25000 2018/1/4 23営業日
26000 ?
◇━━━ カタリスト ━━━◇
萩原工業(7856)・・・動兆。
萩原工業に注目する。
同社は合成樹脂繊維など加工製品が中核。
畳表からブルーシートへという歴史だ。
人工芝や建設用シートが拡大基調。
コンクリート補強繊維(バルチップ)に期待感。
業績は好調。
(兜町カタリスト櫻井)