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日経ジャスダック平均は反落、決算発表後に売られる
【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は反落、決算発表後に売られる
日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前週末比7円59銭安い3944円87銭となった。このところ決算発表後に売りが強まる銘柄が相次いでおり、警戒感が広がっている。
サン電子やセリア、ハーモニックが下落した。半面、ウエストHDやニレコ、アンビスHDは上昇した。
東証1部が手掛けにくいなか新興株全体が買われるわけではなく、新興株の中でも循環物色がされているようだ。今後も選別物色が一段と強まる可能性に留意しておきたい。

ジャスダック市場の売買代金は概算で297億円、売買高は3820万株。値上がり銘柄数は227、値下がり銘柄数は338となった。
 
個別では、サン電子が一時ストップ安と急落した。シダー、リーダー電子、アースインフィニティ、REXT、アイスコは年初来安値を更新。IGポート、アイサンテクノロジー、ソノコム、イメージ ワン、日本銀行が売られた。
 
一方、グラファイトデザインが一時ストップ高と値を飛ばした。ホーブ、ベルグアース、安江工務店、クエスト、ケイティケイなど28銘柄は年初来高値を更新。ティビィシィ・スキヤツト、アルファ、ナカボーテック、助川電気工業、ニレコが買われた。