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米ドル円は109円台前半で膠着状態。
【為替】米ドル円は109円台前半で膠着状態。
[概況]

26日、東京外国為替市場の米ドル円は一時109.475円まで上昇するも、その後は109.300円前後でもみ合いとなっている。
この後は欧州中央銀行(ECB)理事会とドラギECB総裁による記者会見が注目となりそうだ。

今月発表されたユーロ圏における経済指標では、2月小売売上高や3月消費者物価指数などが一部、市場予想値を下回り低調な内容が目立った。
出口戦略の推進に慎重な意見が出た場合、ユーロ売り・ドル買いとなる可能性も考えられそうだ。

米ドル買いが進行した場合、米ドル円では心理的節目でもある110円も視野に考えられそうか。
テクニカル的には米ドル円は下値付近に5日移動平均線(108.778円)などが控えており下値サポートとなる可能性が考えられる。

[提供:カネツFX証券株式会社]