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103円高でスタート、自律反発狙いの買い先行
【市況】東京株式(寄り付き)=103円高でスタート、自律反発狙いの買い先行
【寄り付き概況】


12日の日経平均株価は反発して始まった。寄り付きは前日比103円51銭高の2万8712円10銭。その後は上げ幅を200円超に拡大した。日経平均はハイテク株の急落で前日に909円安と、今年2番目の下げを記録していた。
前日に下げの目立っていた東エレクやエムスリーなどハイテク株を中心に買い戻しが先行している。
 
ソフトバンクグループ(SBG)は堅調。「2021年3月期の純利益が4兆9000億円強になったことが分かった」と12日付の日本経済新聞が伝えた。SBG株も前日に6%超の下げで終えていた反動で買いが入っているものの、前日の下げを取り戻すほどの勢いはいまのところ欠いている。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小動き。
 
セクター別では、海運業、電気機器、サービス業、精密機器、非鉄金属などが値上がり率上位、電気・ガス業、不動産業、卸売業、その他金融業、水産・農林業などが値下がり率上位に並んでいる。
 
個別では、ファストリ、アドテスト、TDKが高い。一方、横河電、丸井G、クラレには売りが出ている。住友不など不動産株の一角も安い。