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やや売り優勢、FOMC控え様子見
【市況】東京株式(寄り付き)=やや売り優勢、FOMC控え様子見
【寄り付き概況】

16日の日経平均株価は、前日比29円66銭安の2万3425円23銭と続落してスタート。きのう15日の弱い動きが継続し、売りが優勢となったもよう。
 
前日の米国株市場では半導体関連株などを買い戻す動きが続き、ナスダック総合指数は続伸、NYダウも小幅ながら3日続伸したが、後半は伸び悩む展開となった。
手掛かり材料難のなか、外国為替市場で円高含みに振れていることもあり、東京株式市場は引き続き手控えムードが強い。
日本時間のあす未明に判明するFOMCの結果やパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑から積極的な買いは入りにくい。米中摩擦や新型コロナウイルス感染拡大の対する警戒感も拭えない。
一方、下値を大きく売り込むような材料も見当たらず、日経平均は狭いゾーンでのもみ合いが予想される。
 
個別では、トヨタ、ファナック、ソニーが安く、デンカ、京セラ、ファーストリテは軟調。半面、ソフトバンクG、東エレク、デンソーが買われている。