マザーズ指数は反落、利益確定の動き
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反落、利益確定の動き |
東証マザーズ指数は前日比8.48ポイント安の836.76ポイントと反落。
米企業業績への期待を背景に前日の米株式相場が上昇し、投資家の運用リスクを取る姿勢が強まった。
本日の東京株式市場は、先週末に引き続き、東証一部銘柄の値がさハイテク株や輸出関連銘柄が相場をけん引する展開、そのため、マザーズからは値動きの良さを好む資金が流出し軟調な推移となっている。バイオ関連をはじめとした内需系銘柄が大きな指数インパクトを持つマザーズ市場はこうした流れに置いていかれる形となっている。
市場関係者は、「マザーズ銘柄に対し、きょうは利益確定の動きがかなり活発となっている」とみていた。
値上がり銘柄数は98、値下がり銘柄数は182となった。
個別では、ウォンテッドリー、ロゼッタがストップ安。ロコンド、アドバンスト・メディア、クラウドワークス、リックソフト、Welbyなど13銘柄は年初来安値を更新。And factory、Sansan、農業総合研究所、AI CROSS、アプリックスが売られた。
一方、霞ヶ関キャピタル、エディア、SOUがストップ高。イノベーションなど3銘柄は年初来高値を更新。VALUENEX、シンメンテホールディングス、マネーフォワード、ピアラ、アクトコールが買われた。