兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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手持ち資金で複数買える 「お手ごろ株」

「100万円入金しろって言ったけど、本当はもっと資金が必要では?」
なんて思っていませんか。
確かに昔は最低でも数十万円必要でしたが、最近は売買単位が100株単位になって、少ない資金からの投資ができるようになりました。

たとえば、アパレルのレナウンやオーディオのパイオニアなど、名前が知られた会社も100株、1万円程度で買えます。。
みずほFGが2万円しない。レストランのひらまつが4万円以下で買えます。

5万円を超えて買えると、東証一部上場の有名な銘柄がたくさんあります。
最低でも500万円近いユニクロのファーストリテイリングや300万円近い任天堂などは高嶺の花ですが、100万円で十分自由な株式投資ができるのです。

気を付けなければいけないのは「安いには安いなりの理由があり、高いものには高いなりの理由がある」ということ。
言い換えれば「どこかに傷があるから、買う人が少なくて株価が安い。どこかに魅力があるから買う人があるいは買わなければならない人たち(機関投資家など)が多くて株価が高い」のです。

1万円以下で買える株は、得てして「赤字・減益・上場継続の疑義」などがあるものが多く、初心者にオススメしません。
完全に投資理論を外れたギャンブルの世界です。

60代初心者へのオススメは、買うと10〜20万円台、つまり株価が1000〜2000円の中小型株です。
これらを複数単位ずつ、5銘柄以下に絞って持って様子を見るイメージではじめましよう。
 

100万円の軍資金の中で、どれをどれだけ組み合わせるかが、あなたの腕の見せどころです。

ちなみに建設機械の油圧フィルタのヤマシンフィルターは2016年8月から1年半で15倍になりました。
そんな夢が描ける株式市場。

2倍になった株をダブルバガー、3倍になった株をトリプルバガー、10倍になった株をテンバガーと呼びますが、中小型株では結構あるものです。

【株式名言】
割安に買いなし。割高に売りなし