兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

払拭できるか、上値の重さ。
【為替】払拭できるか、上値の重さ。
[概況]

 
15日の欧米為替市場は、米ドル円の上値が重かった。背景として、米中通商対立の警戒感の再燃が挙げられる。具体的には、先週末の米中通商協議で暫定的に合意に行った部分について、中国が再交渉を望んでいるとの報道である。米ドル円の動きを見ると、欧州時間に入ると上記の報道が嫌気され、安値108.120円まで下落する。
 
ただ、その後のNY時間ではさらに弱含むことはなく、上値が重いながらも108円台の水準は維持できた。なお、昨日の米ドル円の終値は108.400円である。さて、15日は連休明けの東京市場がどのような反応で始まるかに注目だ。米ドル円のポイントとしては、このところ上値が抑えられている108.500円近辺が突破できるかだ。


[提供:カネツFX証券株式会社]