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軟調73円安、米株安で売り優勢
【市況】東京株式(寄り付き)=軟調73円安、米株安で売り優勢
【寄り付き概況】

15日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比73円15銭安の2万1704円14銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、5.64ポイント安の1737.57で始まった。
 
前日の米国株市場では、米中間の貿易摩擦への懸念を背景にNYダウが250ドル近い下落で取引を終え、リスク回避ムードが東京市場にも及んでいる。
 
ティラーソン米国務長官の解任でトランプ政権の運営に不透明感が出ているほか、国内も「森友学園」の国有地売却問題に伴う政局への影響が買い手控え要因とみられている。下値では3月期末配当権利取りなどを狙った押し目買いや日銀のETF買いに対する思惑もあり、下げ幅は限定的となる可能性がある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、電力ガス、情報通信を除き安い。値下がりで目立つのは石油、紙パルプ、証券、ゴム製品、食料品など。
 
 
個別では、三菱UFJ、みずほFGのメガバンクがさえず、三井不は売られている。ソフトバンクGが続落し、味の素、日水、7&iHDは軟調。JFEが小安く、JXTG、日本紙、キーエンス、ファナック、東エレクも下落している。
半面、トヨタが締まり、SUMCO、ソニーはしっかり。TDKは大幅反発。ダイフク、任天堂、ヤクルト、ファーストリテは底堅い。
 


225先物は、パリバ・アムロ・GS・ソジェン・日興・SBIが買い越し。
みずほ・野村・メリル・シティ・クレディ・バークレイズ・モルスタが売り越し。
TOPIX先物はシティ・大和・アムロが買い越し。
UBS・GS・ソジェン・メリル・JPが売り越し。
 
外資系等は、みらか(4544)、日本ライフL(7575)、ヤクルト(2267)、スクエニ(9684)、エフピコ(7947)、くら(2695)、L&M(2170)、オルガノ(6368)、アイダ(6118)、ダイフク(6383)、丸井(8252)に注目。
 
テクニカル的には、三井松島(1518)、LIFULL(2120)、パソナ(2168)、オプト(2389)、ABC(2670)、キューピー(2809)、MonotaRO(3064)、大東紡(3202)、サムティ(3244)、スターティア(3393)、LIXILビ(3564)、ファインデクス(3649)、gumi(3903)、セ硝(4044)、協和キリン(4151)、久光薬(4530)、JCRファ(4552)、洋インキ(4634)、ID(4709)、EMシステム(4820)、WOWWOW(4839)、三浦工(6005)、レオン自(6272)、キャリアインデ(6538)、NEC(6701)、アズビル(6845)、VTHD(7593)、アーク(7873)、ビジョン(7956)、木曽路(8160)、AOKI(8214)、松井証券(8628)、カブコム(8703)、池田泉州(8714)、トーセイ(8923)、丸全運(9068)、中国電(9504)、DTS(9682)、CEC(9692)、ナック(9788)、サガミチ(9900)が動兆。