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買い先行、米株高受け
【市況】東京株式(寄り付き)=買い先行、米株高受け
【寄り付き概況】

20日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比165円28銭(0.58%)高の2万8798円74銭。
 
祝日明けとなった前日の米国株市場では主要株指数が揃って上昇、半導体関連株などが全体相場を牽引しナスダック総合指数の上昇率が目立った。
イエレン米次期財務長官が19日の議会の公聴会で経済対策に積極的に取り組む一方、法人増税は急がない姿勢を示した。バイデン次期米大統領公約の法人増税を急ぐべきではないとの見解を示したことが好感された。
 
東京株式市場もこの流れを引き継ぐことが予想されるが、国内における買い手掛かり材料が乏しく、前日の欧米株が総じて軟調だったことや、日経平均が前日に大幅高に買われていたこともあって上値は限定的との見方が強い。
 
個別ではファナック、東エレク、太陽誘電が高く、TDK、富士通が買われている。半面、トヨタ、第一三共が軟調となっている。