相場の友
「相場の友」 |
その意味で先週末は月曜終値22612円キープが重要だった。
10週連続陽線への基準値は今日の引け値。
その意味では発射台が低い方が便利。
しかし9週連続上昇となるとあまり低い発射台ではきつい。
このせめぎあいの後場というところだろうか。
基本はSQ値22531.10円であることは間違いない。
検証!
↓
1570日経平均レバレッジ・インデックス。
上げ相場の流れに乗るETF。
ところが、上に行きすぎたと思ったら売りたくなる。
1357日経平均ダブルインバーススインデクス。
下げ相場の流れに乗るETF。
ところが、下に行きすぎたと思ったら売りたくなる。
日足を見て下さい。
今回の相場で、1570は買いで勝ち続け、売りでやられ続けてきた。
上げ相場の友。
先週後半は下げたため、売りで取れているように見えますが、
再度、日足を見て下さい。
思ったほど取れていない足です。
日足から見ると、まだ、上げトレンドは崩れていないということになります。
日足を見て下さい。
実際、今回の相場は1357の売りで勝ち続け、買いでやられ続けてきた。
下げ相場の友。
先週後半は下げたため、買いで取れているように見えますが、
再度、日足を見て下さい。
思ったほど取れていない足です。
ここも日足から見ると、まだ、上げトレンドは崩れていないということになります。
行きすぎたと思ったとき、逆張りの博打を張りたくなる1570、1357。
1570は上げ相場の友、1357は下げ相場の友という基本は押さえておきたい。
これらのチャートトレンドが完全に崩れるまで、
1570の場合は上げトレンド相場、1357は下げトレンド相場は変わらない
ということになります。
「株価の上昇は怖いですか」という質問に「Yes」と答える人はほとんどがアフターバブル世代。
上昇相場よりも下落相場の経験が多いのでおそらく疑心暗鬼の塊のような心理状態なのだろう。
シニア世代、あるいはビフォアバブル世代は滅多に手を挙げることはない。
この心理的世代間格差の是正がマーケットには必要だろう。
1992年1月以来およそ26年ぶりに2300円を上回った日経平均。
現在の日経平均構成225銘柄のうち92年1月時点でも名を連ねていたのは125柄。
《日本代表として生き残る125銘柄の株価騰落率ランキング》
(上位10銘柄) (下位10銘柄)
銘柄名 上昇率 銘柄名 下落率
スズキ(7269) 9.7倍 パイオニア(6773) 93.1%
信越化(4063) 8.8 日立造(7004) 90.4
日産化(4021) 5.6 東電HD(9501) 86.5
ブリヂストン(5108) 5.2 板硝子(5202) 81.4
コマツ(6301) 5.2 千代建(6366) 80.7
ホンダ(7267) 5.1 ユニチカ(3103) 79.6
武田(4502) 5.0 東京ドーム(9681) 79.1
トヨタ(7203) 4.9 NEC(6701) 74.7
デンソー(6902) 4.7 神戸鋼(5406) 73.8
キヤノン(7751) 4.6 OKI(6703) 71.7
騰落率は92年1月9日から2017年11月8日まで。
(櫻井)。