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14日の東京株式市場は、売り先行後、模様眺めムードが広がり上値の重い展開になりそうだ。
【オープニングコメント】
14日の東京株式市場は、売り先行後、模様眺めムードが広がり上値の重い展開になりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、1万9300円−1万9600円を想定する。
前週末11日のシカゴ日経平均先物円建て清算値は、10日の大阪取引所終値比315円安の1万9395円だった。朝方は、株価指数先物を中心に売りが優勢で、同清算値にサヤ寄せ後は、落ち着きどころを探る展開になるとみられる。米国と北朝鮮の緊張の高まりを警戒し、売買を手控える動きもありそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(10日終値110円00−02銭)と円高に振れている。対ドルでの円高進行が警戒され、輸出関連株を中心に売り圧力が強まる場面も想定される。
 
シカゴ日経225先物9月限 (円建て)
19395 ( -315 )
シカゴ日経225先物9月限 (ドル建て)
19410 ( -300 )
( )は大阪取引所終値比
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り1750万株、買い1810万株で、差し引き60万株の買い越し。買い越しは2営業日ぶり。金額も買い越し。
売りセクターに、不動産、自動車、電機、証券、機械、通信、精密など。買いセクターに、薬品、サービス、商社、機械、保険、化学、電機、建設、繊維、電力、ガスなど」(外資系証券)という。
 
【主な経済指標・スケジュール】
14(月)
【国内】
4-6月期GDP(8:50)
《決算発表》
ラクス、ヨコレイ、光通信、沢井製薬、稲畑産、日工営、オープンハウス、アミューズ、富士フイルム、出光興産、サイバダイン、日本プラR、福島工業、ワタミ
 
【海外】
中国7月鉱工業生産(11:00)
中国7月小売売上高(11:00)
中国7月都市部固定資産投資(11:00)
インド7月消費者物価指数(21:00)
《米決算発表》
シスコ
休場:タイ

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。