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値上がり優勢、投資家心理が強気に
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、投資家心理が強気に

 
東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreはしっかり。東証マザーズ指数の前引けは前週末比5.17ポイント(0.71%)高い731.44だった。米国の利上げペースが緩むとの見方を背景に12日の米株式相場が上昇。投資家心理が強気に傾き、国内のグロース銘柄にも買いが入った。
 
東証グロース市場では、好決算を手がかりにメドレーが買われた。通期計画を上方修正したEDPは気配値を制限値幅の上限(ストップ高水準)まで切り上げた。一方、フリーやウェルスナビは下げた。
値上がり銘柄数239、値下がり銘柄数208と、値上がりが優勢だった。
 
 個別ではAppier Group、コアコンセプト・テクノロジー、MRT、ブロードマインド、プロジェクトカンパニーがストップ高。gooddaysホールディングス、アライドアーキテクツ、スポーツフィールド、ギックス、サンウェルズは一時ストップ高と値を飛ばした。メルディアDC、フィーチャ、カオナビ、バルテス、メドレーなど19銘柄は年初来高値を更新。日本ホスピスホールディングス、CYBERDYNE、ウェッジホールディングス、日本リビング保証、AI insideが買われた。
 
 一方、いつもがストップ安。KIYOラーニングは一時ストップ安と急落した。ロジザード、スペースマーケット、ヘリオス、ブライトパス・バイオ、セカンドサイトアナリティカなど12銘柄は年初来安値を更新。クリアル、フリー、インパクトホールディングス、HPCシステムズ、ライトアップが売られた。