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255円高と大幅続伸、米株連日上昇の流れで一時400円超高
東京株式(大引け)=255円高と大幅続伸、米株連日上昇の流れで一時400円超高
【大引け概況】
日経平均株価は続伸した。終値は前日比255円27銭高の2万1720円25銭だった。
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15日の米株式相場が連日で大幅に上昇するなど、世界的なリスク選好ムードの回復を背景に、幅広い銘柄に見直し買いが入った。
後場は株価指数先物に売り方の買い戻しなどが膨らみ、上げ幅を400円超に広げる場面があった。

円相場は1ドル=105円台まで上昇した。後場中ごろからは、輸出関連企業の業績への悪影響を懸念した売りが上値を抑えた。
一方、円高で輸入コストの低下が期待できる内需関連株が物色され、業種別では電力やガスなどの上昇が目立った。
VI指数は、23.48と前日から1.89ポイント低下し、相場変動率の落ち着きも買い安心感につながった。

JPX日経インデックス400も続伸した。終値は前日比151.22ポイント高の1万5393.66だった。
東証株価指数(TOPIX)も続伸し、終値は18.10ポイント高の1737.37だった。

東証1部の売買代金は概算で2兆7149億円と1月29日以来の薄商い。売買高は14億2888万株。
東証1部の値上がり銘柄数は1708と全体の83%を占めた。値下がりは298、変わらずは59だった。
業種別株価指数は全33業種が値上がりとなった。
 
個別では、トヨタやソニーが買われファーストリテイリングが堅調、京セラも買われた。
ソースネクストは前日から大幅反発でストップ高まで買われた。
ブレインパッド、トレンドマイクロも買われ、取引時間中に決算を発表したユニチャームも買い優勢だった。

半面、前日に社長交代を発表した日本電産が値を下げた。キーエンス、ネクソン、ダブル・スコープも売られた。
ホットランド、モリテックスチール、やまやも下げた。

東証2部株価指数は前日比24.49ポイント高の7207.06ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は359、値下がり銘柄数は107となった。

個別では今期最高益予想を18%上乗せした森組がストップ高。タカトリは一時ストップ高と値を飛ばした。
川崎化成工業、アルメタックス、イワキ、天満屋ストアは昨年来高値を更新した。フルテック、アイケイ、日本抵抗器製作所は買われた。
一方、今期経常は44%減益となった日本精蝋がストップ安。日東化工、オーベクス、日建工学は昨年来安値を更新した。
ヤマシナ、赤阪鐵工所、倉庫精練、杉村倉庫は売られた。