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日経ジャスダック平均は反落、1カ月ぶりの安値
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反落、1カ月ぶりの安値
 

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比36円59銭安い3777円36銭と、1月29日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。
米国の長期金利の上昇に対する警戒感が広がり、日経平均株価が一時前日比800円超安と大幅安となったことが嫌気された。
寄り付き後は、時価総額上位の出前館が下げ幅を拡大し、ジャスダック平均も一時は51円53銭安まで下落する場面があった。しかし、大引けにかけてワークマンやマクドナルドが堅調に推移したことから、下げ幅を縮小して本日の取引を終了した。
「日経平均の落ち着きに期待して短期勝負に臨んだ投資家が売りを出した」との指摘があった。
出前館やフェローテク、ハーモニックが下落した。半面、マクドナルドやワークマン、夢真HDは上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で982億円と2月9日以来の高水準だった。売買高は1億5848万株だった。
値上がり銘柄数は146、値下がり銘柄数は476となった。
 
個別では、エムケイシステム、MITホールディングス、まぐまぐ、グローバルインフォメーション、アピリッツなど7銘柄が昨年来安値を更新。アルファクス・フード・システム、新報国製鉄、三ツ知、ANAP、セレスポが売られた。
 
一方、日本銀行がストップ高。ナトコ、室町ケミカルは一時ストップ高と値を飛ばした。コモ、夢真ホールディングス、日本エス・エイチ・エル、沖縄セルラー電話など7銘柄は昨年来高値を更新。ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング、メディアリンクス、ソフィアホールディングス、コーユーレンティア、ウッドフレンズが買われた。