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日経ジャスダック平均は4日続伸、値動きの軽い銘柄へ買い
【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は4日続伸、値動きの軽い銘柄へ買い

日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比11円32銭高い3964円13銭となった。
前日の米国株式市場は、新型肺炎の患者が米国内で発見されたことで感染拡大の懸念が高まり、主要指数は下落した。この流れを受けて、日経平均は小幅安で寄り付いたが、「次第に個人投資家などの押し目買いが優勢となった」ため、プラス圏を回復した。
新型肺炎の感染拡大への懸念からマスクや医薬品に関連する銘柄に思惑買いが入ったほか、値動きの軽い銘柄が個人投資家の物色を集めた。前引け時点で21日につけた昨年来高値を上回っている。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で403億円、売買高は4727万株。
値上がり銘柄数は327、値下がり銘柄数は233となった。
 
個別では,大木ヘルスケアホールディングス、中京医薬品、光・彩がストップ高。KYCOMホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。太洋基礎工業、ETSホールディングス、燦キャピタルマネージメント、きょくとう、クエストなど37銘柄は昨年来高値を更新。重松製作所、ケア21、イワブチ、大谷工業、日本フォームサービスは値上がり率上位に買われた。
 
一方、オンキヨーが昨年来安値を更新。大日光・エンジニアリング、ウエストホールディングス、クリエアナブキ、オータケ、北川精機が売られた。