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マザーズ指数は続伸、大引けにかけてプラス浮上
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は続伸、大引けにかけてプラス浮上
東証マザーズ指数は前週末比1.30ポイント高の1135.63ポイントと続伸。

東京市場全般が軟調展開で、新興市場も小甘い展開となったが、大引けにかけてプラス浮上した。
利益確定売りと押し目買いが交錯し、「全体的には終日、もみ合った」いう。
ただ、人工知能(AI)など先端技術関連などで材料を内包した銘柄には資金が集まっているため、「個人投資家の意欲は回復基調にある」との声が上がっていた。
売買代金は概算で592.47億円。騰落数は、値上がり109銘柄、値下がり130銘柄、変わらず7銘柄となった。
 
個別では、17日に日本郵政の子会社による出資を発表したパルマがマザーズ売買代金トップで連日でストップ高となったほか、エムアップ子会社との協業を発表したJストリームがストップ高。
デファクトスタンダード、CRI・ミドルウェア、ベイカレント・コンサルティングなど5銘柄は年初来高値を更新。ビープラッツ、ドリコム、ALBERT、一家ダイニングプロジェクト、PR TIMESが買われた。
 
一方、そーせいグループ、ヘリオス、コンヴァノ、CYBERDYNEが年初来安値を更新。グローバルウェイ、農業総合研究所、ロコンド、シルバーライフ、クラウドワークスが売られた。
 
20日に東証マザーズ市場に上場したHEROZは上場2日目の23日も買い注文が集まり、取引が成立しなかった。気配値は公募価格(公開価格、4500円)の5.3倍にあたる2万3810円と東証が定めるきょうの上限まで上がった。