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続伸、米国株高を受け買いが先行
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸、米国株高を受け買いが先行
【寄り付き概況】

16日の東京株式市場は売り買い交錯のなかも買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比91円01銭高の2万1555円99銭で寄り付いた。
 
前日の米国株市場ではNYダウが大幅続伸で2週間ぶりにフシ目の2万5000ドル台を回復、これを受けて国内外投資家のリスク許容度が回復し、東京市場でも主力株をはじめ買い戻しが入りやすい状況にある。ただ、一方で外国為替市場ではドル安・円高が進行、1ドル=106円台を巡る攻防となっており、輸出セクターには警戒感が広がる。前日に日経平均は300円強の上昇をみせていたこともあり、上値の重い展開も想定される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種が高く、値上がり上位に電力ガス、水産、石油、金属製品、医薬品など。
 
個別では、トヨタ、ホンダの自動車株や、ソニー、キーエンス、安川電が買われている。新日鉄住、JXTG、三井住友、JT、武田、中部電が反発している。
 
半面、ファーストリテが小安く、サッポロは大幅安。ソフトバンクG、三井金、昭和シェルが値を下げ、郵船、商船三井は売られている。任天堂、SBI、コマツ、ファナックがさえず、日本電産は下落している。
 
外資系等は、アドバンテスト(6857)、オープンH(3288)、あい(3076)、ポーラ(4927)、TOA(6809)、じげん(3679)、クイック(4318)、シスメックス(6869)、CTC(4739)、ホンダ(7267)、第一三共(4568)、三井ハイテク(6966)に注目。
 
225先物は野村・シティ・GS・パリバ・三菱・大和が買い越し。
ソジェン・バークレイズ・クレディ・メリル・アムロ・ナティクスが売り越し。
TOPIX先物は野村・メリル・GS・パリバが買い越し。
バークレイズ・ソジェン・みずほ・シティが売り越し。
 
テクニカル的には、インベスターC(1435)、第一カッター(1716)、世紀東急(1898)、SBS(2384)、アイスタイル(3660)、協和キリン(4151)、ポーラ(4927)、堀場(6856)、広済堂(7868)、山陽商(8011)、ソーダニッカ(8158)、マネ(8698)、日コンセプト(9386)、建設技研(9621)が動兆。