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小幅ながら14日続伸し、ほぼ57年ぶりに過去最長の連騰記録に並んだ。

小幅ながら14日続伸し、ほぼ57年ぶりに過去最長の連騰記録に並んだ。
今週の株式相場は強い動きが続いた。
国内は決算期待に加え、選挙動向に関する報道から、政権安定で外国人買いが継続、海外では米国株の史上最高値更新が続く中、ダウ平均は23000ドル台に到達し、リスク・オンムードを高めた。
日経平均は高値警戒感から上値の重さも意識されたが、下げない強さは今週も健在で、2万1500円台に乗せる場面もあった。
一方で新興市場は相対的な選好が弱まり、マザーズ指数や日経ジャスダック平均は週間で下落となった。
日経平均は今週も全勝で10月負けなしの14連勝。連騰の最長記録に肩を並べた。週間では、302円46銭上昇となり、週足では3週連続で陽線を形成した。
 
さて、来週の見通しは堅調な展開を予想する。
さすがにここまで連騰記録を伸ばせば多少の調整が入ってもおかしくないだろう。
日経平均の続伸記録が途切れた場合、一時的に売りが出てくる可能性はあるが、売り一巡後には押し目買いが入る可能性が高いだろう。
 
米国株は企業決算をこなしながら強い動きが続いているが、来週は決算に加えて経済指標の発表も多く、良好なファンダメンタルズを確認しながら上昇が続くと予想する。
FRB議長人事が内定すれば、不透明感の払しょくから買い安心感が一段と強まる展開も期待できる。
国内も3月決算企業の業績発表シーズンに突入する。株高で投資家のリスク許容度が高まったところに個別の刺激材料が多く出てくることから、商いも活況が続くと見込まれる。良好な決算が多く確認できれば、売りが一段と手控えられ、息の長い上昇が続く可能性もあると考えられる。
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(20日現在)
 
22037.74  ボリンジャー:+3σ(25日)
22020.67  ボリンジャー:+3σ(13週)
21576.11  ボリンジャー:+2σ(25日)
21514.69  ボリンジャー:+3σ(26週)
 
21457.64  ★日経平均株価20日終値
 
21382.94  ボリンジャー:+2σ(13週)
21336.12  新値三本足陰転値
21336.01  6日移動平均線
21114.48  ボリンジャー:+1σ(25日)
21083.47  均衡表転換線(日足)
21005.29  ボリンジャー:+2σ(26週)
20745.20  ボリンジャー:+1σ(13週)
20652.85  25日移動平均線
20645.75  均衡表基準線(日足)
20495.88  ボリンジャー:+1σ(26週)
20371.69  均衡表転換線(週足)
20191.22  ボリンジャー:-1σ(25日)
20171.99  均衡表基準線(週足)
20107.46  13週移動平均線
20076.13  75日移動平均線
19986.48  26週移動平均線
 
レジスタンス
 
22037.74円         ボリンジャーバンド25日+3σ
22000.00円         心理的節目
21576.11円         ボリンジャーバンド25日+2σ
21503.85円         10/19高値(ザラ場年初来高値)
21500.00円         心理的節目
21489.26円         本日日中高値
 
サポート

21390.95円         本日日中寄付
21372.18円         5日線
21363.10円         本日日中安値
21114.48円         ボリンジャーバンド25日+1σ
21083.47円         一目均衡表転換線
21000.00円         心理的節目