兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

日経ジャスダック平均は続伸、投資家心理が改善し、買いが優勢
【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は続伸、投資家心理が改善し、買いが優勢

日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比14円07銭高い3430円45銭となった。東京市場の主力株が上昇したことで新興市場でも投資家心理が改善し、買いが優勢だった。中国関連株とされるハーモニックは、中国の7〜9月期の国内総生産(GDP)発表後に、同国の政策期待から上げ幅を広げる場面があった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で375億円、売買高は3208万株。値上がり銘柄数は348、値下がり銘柄数は202となった。
 
18日にジャスダック市場に上場した浜木綿は公開価格(2120円)を830円上回る2950円で初値をつけた。午前の取引終了時点では2837円と初値を3.8%下回った。名証2部にも同時上場し、公開価格を41.7%上回る3005円の初値を付けた。
 
個別では、ホーブ、システム・ロケーション、エッチ・ケー・エスがストップ高。SHINWA Wise Holdings、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、シンデン・ハイテックス、東洋合成工業、小田原エンジニアリングなど14銘柄は年初来高値を更新。テクノクオーツ、ケイブ、メディシノバ・インク、No.1、クラスターテクノロジーが買われた。
 
一方、ナフコ、ラック、日本色材工業研究所、山陽百貨店が年初来安値を更新。日本興業、ワークマン、レイ、OSGコーポレーション、プロパストが売られた。