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【今週の展望】注目は週末の米雇用統計などか
【為替】【今週の展望】注目は週末の米雇用統計などか
[概況]

 
今週の外国為替市場において、米ドル円は引き続き104円台前半付近では上値が重い展開となりそうか。先週末、米感謝祭明けの米ドル円は一時103円台を示現するなど上値が重い推移となった。米ドル円は引けにかけては104円台まで水準を回復しているが、引き続き新型コロナウイルス感染拡大などの影響を受け、上値が重い推移を予想する。
 
今週の予定としては、1日に11月米ISM製造業景気指数(予想:57.9 前回:59.3)や2日、11月米ADP 民間部門雇用者数(予想:40.0万人 前回:36.5万人)、3日は米新規失業保険申請件数(予想:77.0万件 前回:77.8万件)や11月米ISM非製造業景気指数(予想:56.0 前回:56.6)、4日は10月米雇用統計など、米経済指標の発表が予定されている。
 
テクニカル的には米ドル円は上方に位置する20日移動平均線(104.381円)付近がレジスタンスとなりそうか。一方、下方では一目均衡表の転換線(103.945円)付近がひとまずサポートとなるか注目したい。
 


[提供:カネツFX証券株式会社]