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マザーズ指数は5日続落、後場に売り膨らむ
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は5日続落、後場に売り膨らむ

東証マザーズ指数は5日続落した。終値は前日比14.21ポイント安い997.90と1000の心理的な節目を割り込み、6月15日以来の安値となった。マザーズ指数が5日続落するのは1月下旬以来。
 
前日終値付近でもみ合ったが、後場に入ると小口売りに押される展開となった。
東京都の新型コロナウイルス感染者数の増加が伝わると、日経平均とともに弱含んだ。
バイオ・ヘルスケア関連株を中心に売りが出る一方、EC(電子商取引)関連株などに押し目買いが入った。
アンジェスやそーせい、PSSが急落した。半面、メルカリやステムリム、マネフォなどが上昇した。
「堅調だった新規公開銘柄が利益確定売りに押され値を消したため、他の銘柄にも見切り売りが出た」という。
 
6月30日にマザーズ市場に上場したグッドパッチは上場2日目のきょう、11時26分に公募・売り出し価格(公開価格、690円)を2067円上回る4倍の2757円で初値を付けた。一時は2850円まで買われた。終値は初値より207円(7.5%)安い2550円だった。この日の安値は2360円だった。
 
値上がり銘柄数は98、値下がり銘柄数は220となった。
 
個別では、コマースOneホールディングス、きずなホールディングス、コパ・コーポレーションが年初来安値を更新。Macbee Planet、GMOメディア、プレシジョン・システム・サイエンス、リボミック、そーせいグループが売られた。
 
 一方、ディー・ディー・エス、ステムリム、SERIOホールディングス、フィードフォースがストップ高。リビン・テクノロジーズは一時ストップ高と値を飛ばした。アプリックス、ビープラッツ、メルカリ、エーアイ、ミンカブ・ジ・インフォノイドなど8銘柄は年初来高値を更新。ホープ、和心、ベガコーポレーション、フルッタフルッタ、BASEが買われた。