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マザーズ指数は反落、ITやEC関連が売られる
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反落、ITやEC関連が売られる

東証マザーズ指数は前日比25.69ポイント安の1199.52ポイントと反落。
東証1部市場の寄り付き前の気配値も好調に推移していたものの、反落してスタートした。寄り付き後は、個人投資家の高値警戒感が高まり、時価総額上位のメルカリやフリー、ラクスなど急落したことが重しとなり、マザーズ指数もマイナス圏に下落し終日軟調な展開となった。
午後、「東京都は飲食店などに対して営業時間を短縮するよう要請する方針を固めた」と伝わった。関連株に売りが出て、指数を一段と下押しした。マザーズ銘柄に多い新興IT(情報技術)や電子商取引(EC)関連には売りが出た。
レッティやNATTYなど飲食関連には売りが目立った。一方、AIinsやJTOWERが上昇したほか、国勢調査で子会社の文字認識サービスを提供すると発表したアイリックは制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分された。
売買代金は概算で1857.15億円。騰落数は、値上がり78銘柄、値下がり246銘柄、変わらず7銘柄となった。
 
個別では、ヘッドウォータース、Amazia、アイキューブドシステムズ、ジェイック、Branding Engineerが年初来安値を更新。ホープ、KIYOラーニング、ギフティ、I−ne、アララが売られた。
 
一方、アイリックコーポレーションがストップ高。メディカルネット、オークファン、JTOWER、松屋アールアンドディ、日本リビング保証は年初来高値を更新。レントラックス、バリュエンスホールディングス、日本情報クリエイト、ナレッジスイート、リアルワールドが買われた。